経済分野で自主性を具現するための指導的原則は、経済における自立の原則である。
「チュチェ思想を全面的に具現するためにはまた、経済において自立の原則をかたく守らなければなりません」
経済において自立の原則を貫徹するということは、自立的民族経済を建設することを意味する。言い換えれば、他人に従属されず、自分の足で歩んでいく経済、自国人民のために奉仕し、自国の資源と自国人民の力に依拠して発展する経済を建設することを意味する。
国と人民の物質的需要を充たし、経済を運営していく上で他国に依存することなく自力に依拠する経済を建設するところに、経済における自立の原則の革命的本質がある。
経済において自立の原則を貫徹することは革命闘争の勝利を物質的に保障するための重要な要求である。
経済は社会生活の物質的基礎である。
経済的に自立してこそ、国の独立を強固にし、自主的に生きることができ、思想におけるチュチェ、政治における自主、国防における自衛を確固と保障し、人民に裕福な物質生活を保障することができる。
それだけでなく、民族的不平等をなくし、民族の全面的な開花発展を遂げることができ、完全な平等と互恵の原則に立って国家間の経済的強力を拡大発展させ、帝国主義者の経済的略奪を防ぐことができる。
経済において自立の原則を貫徹することは、特にかつて帝国主義の支配と略奪によって経済技術的に立ち遅れた国々で死活の問題として提起される。これらの国々では自立的民族経済を建設してこそ、帝国主義者の新植民主義政策を排し、その支配と搾取から完全に脱することができ、民族的不平等をなくし、自主の道へと力強く前進することができる。