過去の歴史的時期にも人民大衆は社会的・歴史的運動を通じて、いったん提起された自主的要求が実現されればより高い水準の自主的要求を提起してその実現を目指す闘争を展開し、従って人類発展の歴史とともに人民大衆によって繰り広げられたすべての社会的・歴史的運動は絶えず新たな高い段階へと発展してきた。
これは、結局自主性に対する人民大衆の志向と要求が高まるほど、社会的・歴史的運動がさらに積極的に繰り広げられるということを物語っている。
歴史は、人民大衆の中で必然的に世代交代が行われる過程である。
過去の歴史的時期、人民大衆を成していたそれぞれの世代は、自主性を目指す闘争において自らの使命を誠実に遂行してきた。
歴史の遠い将来にも人民大衆は変わることなく自主の道へと進むであろう。
それは、自主性が人民大衆の変わらない永遠な本性であるからである。
社会的・歴史的運動の発展とともに自主性に対する人民大衆の志向と熱望はさらに高まり、それに従って自主性を実現するための社会的・歴史的運動はより高い段階へと発展していくであろう。
自主性を要求し、自主の道へ進もうという人民大衆の志向は、永遠な正義であり真理であり、それは何をもってしても押し止めることができない。
過去と今日だけではなく、未来のすべての歴史的時代も必ず自主性のためにたたかう人民大衆によって決定されるであろうし、より高い段階の自主性の実現を目指す人民大衆の社会的運動によって歴史は絶えず新たな発展を成し遂げていくであろう。
