国と民族は、その発生から発展の全過程を経て人々の生活の中に深く根ざし、彼らを最も強固な運命共同体に結合させる社会的集団、運命開拓の基本単位である。
従って、人々が自分の運命を成功裏に切り開くためには、国と民族を単位にして外部勢力の支配と従属、干渉と圧力に反対し、自主性に基づく国際関係を樹立し、国際社会の民主化を推し進めるべきである。
すべての国と民族は領土の大きさや人口数、歴史と伝統、政治制度と経済・文化制度の発展水準にかかわらず独自性をもち、みな同じく自主的で平等な権利をもっている国際社会の同等な構成員である。
すべての国と民族が国際社会の同等な構成員として平等と相互尊重に基づき、国際舞台で自主権を完全に行使する世界がほかならぬ自主化された世界である。
公正な国際関係はすべての国と民族が自主性を守るときに樹立し維持、発展する。
自主性を志向する国と民族は対外関係の実践を通じて自主性に基づく国際関係だけが自らの自主的発展を保証するということを深刻に体験し、そのための国際法的原則と規範を確立するためにひきつづき闘ってきた。