労働者階級は、反帝・反封建民主主義革命に最も積極的に参加する基本大衆である。
「朝鮮の労働者階級は、他のどの階級よりも反帝民族解放革命に切実な利害関係をもっている」
植民地、半植民地諸国において最も過酷な搾取と抑圧を受けるのは、労働者階級である。
労働者階級は、植民地諸国で帝国主義者の最も主なる略奪対象となる。
植民地諸国に跛行的であり、奇形的な産業を移植し、各種方法で搾取する帝国主義者の策動によって、その国で労働者階級は最も悲惨な境遇に置かれる。
そのため、労働者階級は社会の各階級、階層に比べて自主意識が高く、植民地支配体制を覆し、社会の民主主義的発展の道を切り開くための反帝・反封建民主主義革命に他のどの階級、階層よりも積極的に参加する。
労働者階級は、反帝・反封建民主主義革命に最も切実な利害関係を持つばかりでなく、各界層の大衆を革命の勝利へ導く威力ある力を持っている。
跛行的であり、奇形的であるが、大規模産業とつながっており、集団的に働く労働者階級は、組織性が強く、先進的な思想に敏感である。
植民地諸国における帝国主義者の過酷な搾取と抑圧は、労働者階級の階級的覚醒と組織的結束を促進させる客観的条件となる。
労働者階級は、実践闘争を通じて植民地制度を一掃するためには、団結して組織的な闘争を展開すべきであることを認識するようになる。
そうして、党の指導の下に労働者階級は、植民地支配制度に反対する闘争において他の階級と階層を先頭に立って導く役割を遂行する。
